専門職としての看護のやりがい

看護師は国家試験を受けて合格しなければいけないという、非常に高度な知識や技術を必要とされる仕事です。

国家試験を受験するまでには、実際に看護サービスを提供している施設に出むいて実習を行うことも大切です。

看護の仕事は、人の命や健康、時には死とも直面する非常に辛い仕事でしょう。

しかし、このように高い専門的知識や技術を要求される仕事である一方で、専門職としての位置づけは曖昧な状態です。

確かに概観から言えば看護師の仕事は専門職の要件を満たしているといえます。

長年にわたってその道の知識や技術を学び、その技術や知識、経験を生かしていくという点では専門職としての位置づけは非常に高いでしょう。

しかしながら、その技術や知識を活かそうとする看護師自身の資質が今重要視されています。

看護の仕事は時には人の死とも向き合わなくてはならない、精神的にも非常に辛い仕事です。

時と場合によっては、その直後に笑顔が必要な場面が訪れることもあります。

そういった場面での気持ちの切り替えや業務上知り得た秘密を口外しないなど、看護師にはいくつかの業務上必要な倫理観がありますが、この倫理観を時と場所に応じて使い分けることが大切です。

また、専門職として位置づけられるためには、自分で行った業務などに対して自己責任をきちんと持つことです。

専門性の高い仕事ゆえに、他の職種では判断も出来ないような技術や知識などを瞬時に求められることがあります。

長年にわたり看護の知識や技術に対し、勉強を重ねてきた方ばかりなのでこういった判断が出来る才能を持っている人は実に多いでしょう。

患者一人ひとり性格も思いも違いますから、コミュニケーションがうまく取れない時や辛い時も当然あります。

ですが、その辛い時を乗り越え患者が治療を終え、元気なった姿をみれた時、大きな達成感とやりがいを得られるのです。

これからも自分のとった判断に対してきちんと責任を負うという姿勢は、専門職に求められています。

専門的な知識や技術を活かしていくこと、それを看護師一人ひとりがこなしていけばしっかりとした専門職として位置づけられることでしょう。